『ボールフレンド』


動けず見つめた　いつもなら　
うつむく　涙目　そらされぬ、まま
強さに泣いても　ゆずれない
オレだけの表情（かお）を　見せて？

その手　握ったままの　悲しい　冷たさを　ふるえたまま、でも

受け止めるよ　真っ直ぐなボールは コトバに出来なくても
かげろう　揺らめく　向こう側
頷く　マウンドの　刹那
ユメで終われない　きっと、オマエとなら
そう思えた
初めての 感じた　熱さに向き合う　
永遠の、夏の日を。


どんな遠い場所　目指しても
季節は　隣で　ふわふわと　揺れる
並んで歩けば　手を伸ばし
声援の空に　触れたい

いつか未来には　この　愛しい　指先は …離せなく、なるな。

かけがえの無い　時限付きのような 想いは　増すばかりで
恐くなる程、なのは　オレの
気付けない　サイン　降り積もる
高鳴れ、鼓動　オマエを信じてる　
巡り逢えた　最後の
行けるよ　此処から　ふたりの　永遠のグラウンドへ


　受け止めたい「頑張れ。」のミットで
　大事な　その背番号（いちばん）
　だから　願い続ける　ずっと 　届け、と　ホントの　本気で

受け止めるよ　真っ直ぐなボールは コトバに出来なくても
かげろう　揺らめく　向こう側
頷く　マウンドの　刹那 　

高鳴れ、鼓動　オマエを「…！」 　

感じた　熱さに向き合う　永遠の、夏の日を。


Thanx！→Inspired story written : umeko-sama

『ボールフレンド』
words & music & Arr. & programming & SoundEffects & vocal : sawamurah
(C)sawamurah/S-hybrid@2007 All Rights Reserved.